- 0270-21-2700
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部会活動
アルボース部会
アルボースでは、総合的な質の向上を目的として、部会制度を設けています。常勤スタッフは、全員一つ以上の部会に参加し、さまざまな課題やテーマについて話し合い、主体的に活動する仕組みです。部会長は管理職に限定せず、現場主体で選んでいます。
所属する部署の代表として部会に参加することで、当事者意識が育ち、多職種と縦・横の繋がりができるようになっています。
事故防止部会
事故防止部会は、介護現場で起こる様々な事故の分析を行い、リスクマネジメント力の向上、ご利用者の安全の確保と事故の減少を目標にさまざまな取組みを行っております。
- ①出来事報告書の提出
- 施設内で発生した事例に対し、出来事報告書(ヒヤリ・ハットや事故の内容)の記載・提出をスタッフに声かけし、自らも積極的に提出します。
- ②内容の分析、予防および対策の検討
- 提出された出来事報告書の内容を分析し、出来事の発生頻度、影響度を考慮し、重要度が高い順からABCでランク分けし、ランクAから順に予防策の検討を行います。
- ③事故防止に努める
- 出来事報告書の内容をスタッフ間で情報共有し、危険予知能力を高め、再発防止に努めます。また、アルボース勉強会においてリスクマネジメント・緊急時対応についての講師となり、スタッフ教育を行います。
- ④気づきのプロ報告書の活用
- 何でも気付いたことを報告できる「気づきのプロ報告書」を新たに作成し提出することで、日常の細かな出来事をスタッフで共有し、ヒヤリ・ハットの段階で事故を防止します。
認知症ケア部会
認知症ケア部会は、認知症の対応力向上、認知症チームケア加算の管理、身体拘束適正化に関する啓発と勉強会を目的に活動しています。
- ①認知症の対応力向上
- 施設内の認知症介護指導者および認知症リーダーが中心となり「認知症チームケア推進加算ワークシート」を 作成し、利用者一人ひとりに対しての関わり方を検討し、実施しています。
- ②認知症チームケア加算の管理
- 適切に運用できるように加算の管理を行っています。
- ③身体拘束適正化に関する啓発と勉強会
- 身体拘束等適正化委員会への報告とともに、年2回スタッフを対象にした身体拘束廃止についての勉強会を開催しています。
介護倫理部会
介護倫理部会は、高齢者虐待の防止と介護倫理の啓発・指導を行います。
CSメモの管理。CSとは、Customer Satisfaction=顧客満足度を指します。
CSメモはクレームではなく、ご利用者、ご家族に対してよりよいサービスを提供するための貴重な意見であると考えております。
- ①CSメモに対する回答掲示
- ご利用者、ご家族よりいただいたご意見を所属長に確認、分析し、改善できるように取り組んでおります。その内容を、2ヶ月に1度掲示して、ご報告しています。
- ②CSメモに対する職員への啓発
- よりよいサービスを提供していくために、いただいたご意見を職員全員に周知し、一人ひとりが考えるように働きかけております。
- ③満足度調査
- 年に1度満足度調査を行い、アンケート結果を踏まえて、部署ごとに目標を立ててPDCAサイクル(Plan:目標をたてる、Do:目標を実現するために行う、Check:活動をチェック、Action:評価・改善)にてよりよいサービスを提供できるように努めております。
- ④虐待防止に関する勉強会の開催
- 高齢者虐待防止・権利擁護に関する勉強会を開催し、職員の意識を高めケアに対する意識を高めています。
感染防止部会
感染防止部会は、施設内感染に対する予防方法の啓発と対応方法の検討、地域の感染状況の把握などを行い、定期的に勉強会を開催しています。
- ①感染予防対策
- 季節で起きやすい感染症について県や地域の感染状況を把握し、施設内メールなどを通じて全スタッフへ情報の発信。また施設内感染が起きないように、必要に応じてご家族へも情報発信し協力を依頼します。
- ②感染予防の教育
- インフエンザやノロウイルスが流行る季節の時に合わせて、手洗いの手順や嘔吐物処理方法を指導しています。
- ③感染シミュレーション
- 新型コロナウイルスでのクラスタ-を受け、新たな感染症を想定し、感染症を拡大させないための訓練をしています。
テクノロジー等活用部会
テクノロジー等活用部会は、介護機器(テクノロジー)を使いこなし、業務効率(生産性)を高めることと、生産性向上推進体制加算の取得管理を行う部会です。
- ①介護機器(テクノロジー)の管理、使用方法の指導、課題の抽出と改善、活用の工夫を行う
②生産性向上推進体制加算の取得のため、各要件の管理体制の構築と準備を行う
③介護機器(テクノロジー)と効率化の取組みについての勉強会を開催する
環境整備部会
環境整備部会は、利用者の方々が「安全で快適な生活」ができるように、環境を整えることを主旨としています。
- ①サーベイチェック
- 毎月1回、棟内の見回りを行いチェック表にしたがい評価を行います。指摘事項があった場合はそのフロアの責任者に報告し、改善に努めるよう指導しています。
- ②キャプション評価
- 環境に対して疑問や不備があった場合に、職員の意見を出し合い改善を目指すための取組みを行っています。
- ③Wエコプロジェクト
- 美原グループ内のWエコ委員会の準構成員も担っており、エコロジーとエコノミーの両面で職員への指導を行っています。
教育部会
教育部会では、コンプライアンス勉強会の管理、新人・基礎・アルボース研修会の実施、専門知識習得の後援などを行っています。
- ①アルボース勉強会
- 毎月撮影した動画を全スタッフに配信する
- ②研修会の開催
- 新入職員研修・基礎研修・アルボース全体研修の実施とスケジュール管理
- ③スキルアップ研修
- 専門的知識や技術の向上を目的とした研修の依頼と管理
- ④資格取得講座
- 認知症サポーター養成講座の依頼と管理
学術研究部会
学術研究部会は、学術活動の支援および推進を目的として活動しています。研究発表を目指す職員への助言や資料の作成支援、発表内容のブラッシュアップ、学会参加に向けた調整等を行います。部会員が円滑に研究活動を進め、発表という成果に結びつけられるよう、学術研究部会長を中心に組織的なフォロー体制を整えています。
主な取組み
専門学会における研究発表
内容:全国介護老人保健施設大会・群馬県老人保健施設大会などの専門学会にて口演発表
口腔・栄養管理部会
令和6年度より褥瘡も加わり口腔・栄養・褥瘡の三本立てで活動しています。他職種が協力しながら口から食べる楽しみを継続できるように支援し、褥瘡ゼロを目指しています。
- ①ミールラウンド
- 自分の口から食べる楽しみを得られるよう、多職種による支援の充実を図っています
- ②口腔衛生管理体制加算
- 2回/月、歯科医師からの指導を受けた歯科衛生士が口腔衛生管理体制加算を算定しています
- ③褥瘡予防
- 毎週木曜日、医師・看護師・介護士・栄養士・言語聴覚士・歯科衛生士・事務など多職種で褥瘡ラウンドをし、予防・早期治癒に向けた取組みを行っています。
地域交流・広報部会
令和5年度まで「地域交流」「広報」とそれぞれ別の部会として活動していましたが、令和6年度新たに「地域交流・広報部会」として活動することになりました。両方の活動を引き継ぎ、大きく分けて以下の2つを行っています。
①イベント支援:施設内外のイベント企画・開催、法人地域交流推進委員会の活動協力
②広報活動:ホームページや広報誌・SNS管理、施設内掲示物管理
<イベント支援>
- ①ミニフラワーアレンジメント
- 年間12回 生花店協力のもと、ご利用者に季節を感じていただけるように、その時期に合った花を取り入れ、生け花のように“誰でも簡単にできるアレンジメント”を心掛けています。
- ②運動会
- 通所リハビリ、一般棟、認知症専門棟、ユニット棟それぞれのフロアで季節イベントとして行っています。毎回、大変盛り上がるイベントです。
- ③外出イベント支援
- 華蔵寺公園、波志江沼環境ふれあい公園、小泉稲荷神社など、季節ごとに咲く花を見に出掛けることが多いです。
- ④その他過去開催したイベント
- 買い物ツアー、衣服訪問販売会、カルタ大会、ボーリング大会など
<広報活動>
- ①広報誌「アルボースだより」
- 年6回発行 ご利用者・ご家族向けに、施設で行われたイベントの報告、お誕生日会の様子、医療・介護情報なども掲載しています。
- ②SNS管理
- Facebook、Instagramの管理・運営をしています。
- ③掲示物管理
- 各種掲示物の管理を行っています。