“樹木・船の帆柱・舵”という意味を持つアルボースは、“未曾有の長寿社会”を明るく住みやすいものに創りあげていく責務の一端を担っています。

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スタッフブログ

管理栄養士として入職してみて

 アルボースに管理栄養士として入職し、もう少しで1年が経ちます。
 最初はわからないことだらけで、ご利用者の名前を覚えるのにも時間がかかりました。不安もありましたが、先輩に優しく教えてもらいながら学ぶことも多く、できる仕事が少しずつ増えてきています。
 それぞれのご利用者に合った食事内容を考えることはとても難しいですが、ご利用者や多職種と、コミュニケーションをたくさんとっていきたいと思います。
 これからもおいしく安全に食事を食べていただき、栄養状態が維持できるよう、ご利用者のために頑張っていきます。

令和7年1月
栄養管理部 S.N(管理栄養士)

留学生として日本来て早くも7年

 

 留学生としてネパールから日本に来て7年、アルボースに入職して5年が経ちました。この間にさまざまな経験を積んできました。
 入職する前の専門学生時代2年間ほどアルバイトとして働かせてもらいました。アルボースに入職後、長期休暇をとって、自分の国に帰って結婚し、現在は妻と一緒に日本で楽しく生活を送っています。家庭の支えもあり、以前にも増して日々の生活が充実していると感じています。
 また、職場で働くなかで、多くの学びや成長を実感しています。初めは言語や文化の違いに戸惑うこともありましたが、職員の皆さんに優しく教えていただいて、介護の専門知識やスキルを磨いて、自信を持つことができました。
 ご利用者からも「優しいですね」「ありがとうね」「いい子だよ」など感謝の言葉をいただく機会も増えて、仕事へのやりがいや達成感、喜びを強く感じるようになりました。
 さらに、職場での経験を通じて、自分自身の人間性や忍耐力も成長したと感じています。困難な状況を乗り越えるたびに自信がつきチーム員として働けるようになりました。職場の仲間たちともいい関係を築けており、日々の業務がスムーズにすすむことに感謝しています。
 現在の生活は、仕事と家庭の両方が充実しており、自分の人生にとってとても大切な時間だと感じています。たくさんのことを学びながら楽しく働いていきたいのでこれからもよろしくお願いします。

令和7年1月
認知症専門棟 N.P(介護福祉士)

入職してみて

 新規卒業者として、令和6年4月に入職しました。アルボースでは学生のときにも実習でお世話になりました。
 入職して最初は、ご利用者や業務内容を覚えることから始まりました。すべてのご利用者が同じ対応ではないので、覚えるまでに時間がかかってしまいました。しかし、今ではそれがご利用者と関わることの楽しみであり、介護職としてのやりがいだと感じています。
 また、夏からは夜勤をするようになって、職員としての自覚や責任感をより一層強く持てるようになりました。まだ不安なことがあったり、焦ってしまうことも多々ありますが、先輩方とコミュニケーションを図りながら、一つひとつの業務を丁寧に行っていきたいです。そして、同期や親身になって話を聞いてくださる先輩方の存在はとても大きく、日々安心して働くことができています。これからも多くのご利用者と職員との関わりを大切に、アルボースで経験を積んでいきたいと思います。 

令和7年1月
一般療養棟 S.M(介護福祉士)

はじめての通所リハビリで

 20年近くアルボースに勤めて、初めて通所へ異動。正直、自分には務まらないかもと心配をしていました。異動してすぐに「人見知り」が発動してしまい、自分らしい動きができなくなり、いくつかミスを重ねました。
 初めての部署でわからないことも多く、しかしキャリアはあるので「このぐらいできるだろう」と判断されてしまうこともあり、覚えるまでも時間がかかりました。半年かけてやっと馴染んできたところです。
 通所に勤めて、入所と大きく違うことを実感しました。入所と比較すると自立度が高い利用者が多いこと。当たり前ですが利用者が毎日家に帰ること。家族との信頼が大事であること。職員の数が少ないため、いかに「業務」と「ケア」のバランスをとるかをそれぞれの職員が考えていること。
 朝のオリエンテーションでも毎日のように「プロ意識」を持つようにと話があったりと、しっかりとした職員を育てる「環境」もあると思いました。もちろん「環境」をどう活かすかは個人の問題ですが、そもそもアルボース自体がそういった環境づくりに力を入れていることも要因だと思います。
 入所の時以上にすべての「業務」を理解していかないとついて行けなくなります。なので、職員一人ひとりがきちんと責任をもって仕事をしていると感じました。今後は早く道を覚えて運転ができるように頑張ります。 

令和7年1月
通所リハビリ N.R(介護福祉士)

大学院との両立

 昨年8月に併設病院からアルボースへ異動してきました。
 病院のリハビリとは異なり、アルボースでは1日に多くの方とリハビリを行います。加えて手芸活動といった病院ではないリハビリもありとても新鮮でした。
 初めは、ご利用者の名前とお顔、業務を覚えることが大変でした。しかし、ご利用者やスタッフの方々が優しく話しかけてくださったおかげで楽しくリハビリを行っています。
 また、私は令和5年4月より大学院に通わせていただいています。この2年間、仕事後や休日に大学に行くという生活を送ってきました。授業や研究のためにお休みをとることもありましたが、なんとか卒業がみえてきました。仕事と大学院の両立ができたことは施設長をはじめ、上司や同僚の理解があってのものだと思います。
 今後は大学院で学んだことを活かしながら、日々の業務に勤しんで行きたいと思います。

令和7年1月
リハビリテーション科 O.C(作業療法士)

歯科衛生士としての喜び

 以前は、美原記念病院で歯科衛生士として勤務していました。3年前に、「もっと利用者とかかわりたい」「ご家族と直接お話がしたい」「食べることを楽しんでほしい」そんな思いを持ってアルボースに異動してきました。
 皆さん、リハビリだったり食事だったり入浴だったり・・・で、お口のことは後回しになりがちです。まさか老健施設で「お口をみせて」と言われるとは思ってもいなかったようで、ご利用者に最初はとても警戒されました。
 そんな中「コミュニケーションを取ること」「笑顔で接すること」私はこの2つを大事にしてきました。
 口数の少ないご利用者が入浴介助中などに「しみるんだよ」「せんべいが食べづらいんだよね」などとポロッと話してくれたときは、心の中で「よしっ」とガッツポーズです。些細なことでも話してくれる関係が築けているのかな、とうれしくなります。  ご家族から自宅での口腔ケアを相談されたり、好物のあんパンを食べたくて義歯作成を決意したご利用者が、満足そうにパンを食べている様子も、この仕事の喜びです。
 現在、ユニット棟で勤務していますが、他の療養棟へ顔を出すこともありますので、ぜひ気軽に話しかけてください。これからもよろしくお願いします。

令和7年1月
ユニット棟 M.M(歯科衛生士)

脳血管研究所職員として

 財団に入職し、今年21年目を迎えます。美原記念病院や介護老人保健施設アルボースでの勤務に加え、群馬県老人保健施設協会での仕事など、多くの経験を積ませていただいています。
 その中でも公益財団法人脳血管研究所の柱の一つである「研究」活動についてお伝えしたいと思います。「研究」というととっつきにくいかもしれませんが、自分が行っている業務を、積み上げたデータをもとに考察・整理することです。抄録・スライド作成・論文など大変ではありますが、着実に自分のスキルアップになるとともに、自信を持って仕事ができるようになりました。施設から推薦を得て、全国介護老人保健施設大会では座長を二度務めさせていただきました。
 ここまで成長できたのは、施設長をはじめ、アルボースの仲間の力添えのおかげです。今後も研究という視点をもって業務にあたりたいと思います。

令和7年1月
相談室 O.S(支援相談員・社会福祉士)