附属施設として、美原記念病院、介護老人保健施設アルボース、訪問看護ステーション グラーチアを有し、脳血管障害の成因、治療、予防に対する研究に取り組んでおります。

0270-24-3355
〒372-0048 群馬県伊勢崎市大手町1-1

働き方改革の推進について

わたくしたち・美原記念病院はスタッフの働き方改革を推進しています。
美原記念病院では、日々、医療や看護など高い専門性の維持・向上に努めております。
そのためには、医師をはじめスタッフ全員が性別、年齢や職種に係わらず常に働きやすい環境にあることが必須であると考えています。
このページでは、常勤医師を中心に医師をサポートする看護部などの日常を通したインタビュー記事をご紹介致します。

コメディカルとの信頼関係のうえに

脳神経外科インタビュー

脳神経外科
副院長 脳神経外科部長
一次脳卒中センター センター長 赤路 和則先生
日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医・指導医
日本脳神経血管内治療学会専門医・指導医
日本脳卒中の外科学会技術指導医
日本頭痛学会専門医・指導医
日本認知症学会専門医・指導医
認定インフェクションコントロールドクター

赤路和則

□現在の勤務スケジュールについて
【月】 午前   病棟管理
    午後   血管撮影/病棟
【火】 朝8-9時 手術、急性期病棟のカンファ
    午後   外来
【水】 終日   予定手術日
【木】 午前   外来
    午後   外来
【土】 病棟/学会参加も多い

※オンコール 月の1/3程度(うち月2~3回出動)
※18時前に帰宅する日も多いです

□先生が感じている美原記念病院の魅力について
メディカルスタッフが、医師に対してとても協力的であると感じます。非常勤医師もそのように言ってくださることが多いです。また、専門病院ならではですが、専門的なことをよく理解しているスタッフが多いのが自慢です。検査技師、画像やエコー(超音波)の技術は高いと思います。
あと、機械はとても良いものが入っています。最新のMRIや脳血管撮影装置があります。取りたい画像がすぐ取れるという環境であることも気に入っています。

□先生が欲しいと感じる医師像について教えてください
脳神経外科脳血管内治療を担当していただける脳神経内科医師は歓迎します。脳神経外科は特にまだ人手が足りていないので、お越しいただきたいですね。脳神経内科医師は昨年2名増員したおかげで、受け持ち患者の分担ができたのでとても助かっています。
経験の浅い先生も大歓迎です。
当院では比較的簡単な手術も多いためそれをご担当していただけるととてもありがたいです。脳神経外科専門医をとったばかりの先生やこれからサブスペシャリティを探す先生も来てくだされば嬉しいですね。
症例も多いので2年で十分に脳神経血管内治療学会専門医が取れる環境です。ぜひお気軽に病院見学へお越しください。

採用情報はこちらから

希望の勤務条件を実現しました

常勤医師インタビュー

脳神経内科部長 古井 啓先生

古井 啓

□先生が入職を決められたポイントはどんなところでしたでしょうか
私は今回の転職において、週4日の勤務と研究日の都合をつけられるという点が一つ目のポイントでした。
また、一般内科ではなく神経内科に特化できるというところが決め手になったと思います。

□現在の業務内容はいかがでしょうか
現在は週2コマの脳神経内科外来病棟を担当しています。
外来では、初診枠と再診枠がわけられています。 特に必要のない方も多いかと思いますが、ドクターズクラークがいるため、慣れないメーカーの電子カルテの使用に関しても安心だと思います。
担当病棟は3階の急性期病棟から4階の神経難病、6階の地域包括ケアと全ての病棟を担当しています。 現在は主治医として、上記の病棟で18床担当しています。

□現在の業務はご自身にとってハードではないでしょうか
他科の先生方にコンサルに入っていただいているので、全く問題ない範囲です。 先生方、看護師のみなさんにはとても親切にして頂いています。
現在、週4日の勤務で入職しましたが研究日もしっかりとれ、また他の医師のサポートもあり、お互い様という素晴らしい関係性が 出来上がっているように感じます。

採用情報はこちらから

複数の指導医のもと専門医の取得を目指しています

常勤医師インタビュー

脳神経外科 高橋秀輔先生

高橋 秀輔

□現在はどのような勤務をされていますか?
 令和4年4月に入職して、脳神経内科外来を週1コマ、病棟管理を10名前後、そして救急当番を週2コマ、担当しています。
少しずつ慣れていけるように業務量なども配慮してくれて、感謝しています。
 現在専門医取得を目指しており、指導医の先生はじめ、内科・外科など本当に相談しやすい環境です。科を超えて色々な先生に、日々相談させていただいています。

□入職を決めたポイントは何ですか?
 専門医の取得を目標に病院を探していました。
コロナの影響で多くの制約がある中でしたが、美原記念病院では面接で院長や指導医の先生と話すことができ、面接や見学を通して病院を知ることができたため、安心して入職を決めることができました。

□入職前と勤務開始後の印象はいかがですか?
 実際働き始めてからも、ギャップを感じることはありませんでした。
専門医取得の過程ですが、医師としての個人を尊重して一定の範囲内でわたくしの裁量に任されていて働きやすく、平日単身赴任をしていますが、帰省する金曜日はしっかり定時で退勤しています。
  また、専門性が高いため急性期からリハビリまで一貫して携わることができます。
 看護師やソーシャルワーカーなどとの接点も多く、多職種連携が実現できていることも魅力の一つだと感じています。
看護師が待ちの姿勢ではなく積極的に質問してくれたり、スタッフそれぞれがプロフェッショナルを追及していて、刺激を受けています。 まれに遅くまで残っているとお菓子をくれることもあり、これまでは看護師にあげることが多かったのですが、アットホームさを感じています。

採用情報はこちらから

脳疾患の専門病院での循環器内科医として

常勤医師インタビュー

循環器科部長
医療関連感染対策室 室長
訪問診療センター センター長 江熊 広海先生

江熊 広海

□当院にきたきっかけ
美原記念病院へ来る前までは伊勢崎市民病院で循環器部長をしていました。急性期の中核病院だったので、土日夜間のオンコールなど多忙な日々でした。転職にあたり様々な要素を比較検討しましたが、定年までの10年間、時間的余裕をもちながら働けると感じたことが、こちらに決めた要因の一つでもあります。

□現在の勤務スケジュールについて
外来を週2コマ、訪問診療を週1コマ、病棟管理を担当しています。 勤務時間は8:30~17:30ですが、朝は8:00~8:30分の間に到着、遅くとも18時前後までには帰っています。脳外の医師は遅くまで残っていることは多いですが、先に帰ることに関して遠慮することはない関係です。

□脳の専門病院の中で内科医師として他科との連携について
私の専門は循環器で、6階の地域包括ケア病床と回復期リハビリ病棟を主に担当しています。患者は(頭系の)リハ目的で来られるので、合併症(糖尿病、高血圧、高脂血症など)、心不全や肺炎などを診ています。急性期の患者には脳外の医師が主治医として担当していますが、内科の疾患、誤嚥性肺炎などについては、一緒に担当しています。また、不整脈について脳外医師と協力して行っています。全般的に連携はしっかりとれている体制です。

□おすすめポイント
私自身は急性期からこちらにお世話になったのですが、回復期リハビリ病棟を担当すると仕事に対するモチベーションが上がらないのではないかというイメージがあるかもしれません。ここでは相当自分の知識をフル回転させることができ、知的好奇心を満たすことができると感じています。当院の先生方はいい医師が多い。現在は10人未満の人員構成だが、人間関係が良く、恵まれた環境だと思います。またスタッフがよく勉強しており、レベルも高いです。私がいた前職よりも研究発表が多いです。

□求める医師像
内科の医師であればウェルカムですが、特に。消化器の先生に来ていただけると有難いです。地域連携は取れていますが、肝胆膵などすぐオペが必要かどうかを判断できる人が欲しいですね。

採用情報はこちらから

医師サポートの観点からの看護部

常勤看護師インタビュー

看護部長 髙橋 陽子

髙橋 陽子

□看護部としてどのような医師に来ていただきたいと感じていますか
患者様のことを「良くしよう」と考えて下さる、医療者として倫理感の高い医師とご一緒させて頂きたいと感じています。
私たち看護部は常勤186名(令和5年3月31日現在、全職種)が在籍しておりますが、全員が質の高い看護を目指し日々業務にあたっております。
患者様のことで一緒にディスカッションできる先生へお越しいただけるとスタッフにとっても大変勉強になると感じています。

□看護部長として心がけていること
看護の理念として「自分の家族を入院させたいか」という点について各自がしっかりと考え行動に移しています。身体拘束ゼロ、クレームがほぼない、インフォームドコンセントには必ず看護師が同席しているなど、院内の看護師のコミュニケーションスキルは大変高いと自負しております。
私たちは「質の高い看護」を目指しておりますが、そのためにも管理者として職場環境を整えることにも十分気を配っています。自分が満たされていなければ、質の高い看護はできないと思っているからです。職場環境の他に、知識・技術の研修についても積極的に推進しています。

□当院の魅力・働きやすさについて
専門看護師 1名、認定看護師 7名、特定行為研修終了看護師 8名(令和5年3月31日現在、財団内看護師の人数 )おり、皆、子育て、プライベートとの両立をしながら働いています。 産休→育休明けの復帰率が100%という病院はなかなかないと思います。常勤としてこどもが小学一年生までは夜勤免除することが可能です。
また、インシデントに関しても個人の問題ではなく、全員でボトムアップできるチャンスととらえ、システムエラーとして対策を考えます。 患者様にとって最善の結果を出すためには、多職種連携が非常に重要と考えています。どんな医師と働くかで看護師は変わってきます。新しい先生のご入職をお待ちしております。

看護部のページはこちらから

看護師の採用情報はこちらから

病院や同僚などのサポートを実感しています

常勤看護師インタビュー

摂食・嚥下障害看護認定看護師 中谷 布美子

中谷 布美子

□入職のきっかけ
一般企業での勤務の後に子育てを経て、一念発起し看護師の道へ。当院の奨学金制度を利用し看護学校を卒業後、現在入職して8年目となります。
学生時には看護部長と相談する機会も定期的にあり、資金面だけでなく精神面でもサポートをもらいました。

□当院の働きやすさ
人間関係が本当に良いことだと感じています。
看護師同士はもちろん、多職種との連携の中で、お互いの価値観を尊重し合う雰囲気があります。
産休育休明けの復帰率は100%で、子育てへの理解も深い病院です。

□当院の魅力
資格取得や学会発表など、学べる環境とサポートが手厚いです。院内外の研修が定期的に行われ、モチベーションの維持向上にもつながっています。

□摂食・嚥下障害看護認定看護師の取得にあたって
以前から関心があり、教育課程が県内にできたことをきっかけに、取得を希望しました。

7か月間の研修期間中は勤務扱いとなり(病院での勤務は一切不要)、研修にかかる費用はすべて法人がサポートしてくれました。
当院には認定看護師が多数在籍しているので、師長や同僚が当たり前のように、応援し送り出してくれたことも大きな支えになりました。このような職員間の理解やサポートがあることも大きな魅力です。

また、取得後はマニュアル作成や病棟・職種を越えた院内研修を担当するなど、成果も見えて視野が広くなったと実感しています。

□看護師として、どのような医師に来ていただきたいと感じていますか
患者さまの声を直接聞いてくださる先生は患者さま、ご家族、私たち看護師も安心します。
また摂食嚥下リハビリテーションにおいて包括的なリーダーシップを取ってくださる先生とご一緒させて頂きたいと思います。

看護部のページはこちらから

看護師の採用情報はこちらから

当院の魅力をご紹介します

常勤看護師インタビュー

看護師 南雲 智美

南雲 智美

□入職の経緯について教えてください
学生時代に受けた看護部長の講義に感銘を受け、この人の下で働きたいと思ったことが、入職の決め手でした。その後一度はほかの職場でも働いてみたいと思い、一旦はこの職場を離れましたが、当院の職場環境の良さや質の高い看護提供の素晴らしさを思い知らされ、復職して現在に至っています。

□現在の業務について教えてください
脳神経疾患を中心とした急性期病棟で勤務しています。主に救急搬送で入院された方や手術のために入院されている患者様へ看護提供しています。

□病院の魅力について教えてください
私が一番感じていることは、職員間の人間関係が良いことです。誰とでも気軽に話し合える素晴らしい環境だと思います。また、教育環境も充実しており、積極的な院内外での研修やオンデマンド研修など、スキルアップの向上に繋がっています。福利厚生面も充実しており、大変満足しています。

□どのような医師と働きたいでしょうか
私が看護師として普段考えていることは、常に患者様やご家族の立場になって看護を提供しようということです。なので、患者様やご家族の立場になって親身に接してくださる先生に魅力を感じます。また、私たちがなんでも相談できたり、一緒にディスカッションができれば大変有難いと思います。

看護部のページはこちらから

看護師の採用情報はこちらから

職種ごとではなく、病棟ごとにPT・OT・STが配属されています

リハビリスタッフインタビュー

リハビリテーション部 副部長代行(言語聴覚士) 腰塚 洋介

腰塚 洋介

□どんな業務をされていますか?
現在は、リハビリスタッフの管理業務が主な仕事です。 当院のリハビリの特徴として、職種ごとではなく病棟ごとにチーム制をとっていることが挙げられます。 病棟のまとめ役も職種は様々で、PT,OT,ST全職種が担っています。
患者さんからすると、リハビリスタッフの職種は関係ありません。医師や看護師含めチーム一丸となって、家に戻って生活するという患者さんと同じ目標をもって、取り組んでいます。

□当院にはどんなリハビリテーションの特徴がありますか?
大きく3つの特徴があると思います。
1つはスタッフの配置です。
多くの病院では職種ごとだと思いますが、当院では病棟ごとに配置されており、職種での区切りがありません。 病棟では同じスタッフルームに医師、薬剤師、看護師、リハビリスタッフなどがおり、チーム間でいつでも話せる環境です。
2つ目は最新の機器が揃っていることです。
三次元動作解析装置やドライビングシュミレーター、ReoGo-Jなど最新機器を使ったリハビリを行っています。
3つ目は、研究施設という点です。
他施設との共同研究や独自のデータベースを用いて、スタッフも研鑽を積んでいます。約1万8千件の評価データが電子カルテと連動しており、蓄積したデータをすぐに取り出せるため、研究発表に活用しています。

□どんな医師と働きたいですか?
リハビリはチーム医療です。先生を中心にチームで取り組んでいきますので、相談し合える関係を築きたいと思っています。
「患者さんのために」という思いが強いスタッフが多い病院ですので、患者さんについて一緒に考えてくださる先生と協働したいです。

専門性を活かしたバックアップ

放射線技師インタビュー

画像診断課長 安居 剛

安居 剛

□画像診断課について教えてください
常勤職員が8人おり、そのうち7人が当直のローテーションをしています(令和5年3月31日現在)。 日勤帯には7人が出勤いる状態、夜間も必ず当直がいるので、AngioやMRIなどすべての機器を動かせる状態を保っています。緊急の血栓回収、コイル塞栓術の場合は、当直者以外の人員を呼んで対応しています。手術に必要な3D画像はほぼ全ての症例を画像診断科で作成しています。当院には放射線科の常勤医はいないので、読影は遠隔診断です。 月1回神経放射線診断、核医学専門の放射線科医にお越しいただいているので、認知症の診断などはその際に読影をお願いしています。

□スタッフ間や多職種連携はいかがですか
医師との連携は良好だと思います。医師との距離が近いのが特徴で、研究室(医局)ですぐ時間をもらえます。 画像診断課と医師で画像カンファレンスを週1回行っているので、医師からのリクエストももらったり、外から学んできた撮影方法の提示を行ったりしています。

□ご自身が感じるチームの強みについて教えてください
当院にはハイスペックな機械が多いので、より質の高い撮影できているというモチベーションがありますね。 私たちは色々な勉強会に参加しているのですが、「機器がないのでできない」ことは比較的少ないです。スタッフも勉強会の出張に積極的に参加できる環境が整っています。私自身、脳疾患の分野は奥が深いという点で今の環境を気に入っています。ここにいれば多くを学べるというのも魅力のひとつですね。

□最後にどのような先生にお越しいただきたいでしょうか
検査の目的を明確にしてくださる先生がいいですね。目的に沿ったよりよい画像が撮れますから。 私たちももっと研鑽していきたいと思っているので、撮影した画像に対してのリアクションもいただけると嬉しいです。

医師との相互コミュニケーションと多職種連携をしています

検査技師インタビュー

検査課長 諏訪部 桂
臨床検査技師
認定救急検査技師
超音波検査士
認定管理検査技師

諏訪部 桂

□検査課について教えてください
検査課では、検体検査・生理検査・病理検査を行っています。9名 (令和5年3月31日現在)の技師が在籍しており、24時間いつでも先生からのご依頼に応えられるよう体制を整えています。
検査内容やスピードの面で先生方にご満足いただけるよう、病院規模に対して人数も多く配置し、全技師がオールマイティに対応できるよう日々研鑽を積んでいます。

□先生との関係性はいかがですか?
先生からの依頼だけではなく、技師からの相談もしやすい関係性です。例えば先生から抗血小板薬の効き具合を調べて欲しいとのご依頼がよくあったり、検査結果から緊急性が高いと感じたときにはすぐに先生へ相談し判断を仰ぐこともあります。
お互いに顔が分かるので、スムーズに相談し合えています。特に中途で入職した方は、風通しが良く、コミュニケーションが取りやすい環境だと感じていると思います。

□どんな先生と働きたいですか?
今の先生方のように、相談し合える先生と一緒に働きたいです。
私たちは常に勉強を続けていく職種で、1つの職種だけで完結できる仕事ではありません。職員同士はもちろん、先生と職員との連携が非常に重要だと考えています。
当院の風土として、先生が望んでいることは何とか叶えたいと考えている職員が多いと感じています。大学病院と比較するとできないこともあるかもしれませんが、できる限り要望に応えられるようにと職員一同考えています。
チーム医療をこれからも実現していくために、協働していただける先生とともに地域に貢献してきたいです。