公益財団法人脳血管研究所は、美原記念病院の脳卒中を主とした神経疾患の専門病院を通じ、患者の皆様の診断、治療で社会貢献します。

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〒372-0006 群馬県伊勢崎市太田町366
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  • 休診日 土・日・祝日 夏季1日・年末年始

血管造影検査

(1)検査前
検査の前日までに入院していただきます。 検査当日の朝食は、原則として禁食となります。飲み物は飲んでいただいて構いません。 血管撮影室へ向かう前に、病室にてカテーテルを挿入する部位を清潔にするために剃毛することがあります。 検査が予定よりも長引くことも予想されるため、尿管カテーテルを挿入することもあります。

(2)検査中
患者さんには血管撮影装置の寝台の上で横になっていただきます。 カテーテルを挿入するために、皮膚の消毒を行った後に局所麻酔の注射をします。血管内治療を行う場合は、全身麻酔で行います。 検査中は基本的にリラックスして、動かないように横になっていただくだけで検査が進んでいきます。造影剤が身体に入る時は頭などが熱く感じることもありますが心配いりません。 検査時間は、検査の内容や治療の有無によって違います。 検査のみの場合では1~3時間程度ですが、治療を行う時には内容によって長くなる場合もあります。

(3)検査後
検査終了後には血管からカテーテルを抜きます。足の付け根からカテーテルを入れた場合、カテーテルが挿入されていた場所からの出血を防ぐために、10分ほど医師が圧迫止血を行います。 圧迫止血が終わると、挿入部の再出血を防ぐために、圧迫固定を行った状態で病室に戻ります。検査終了後4~5時間は、挿入部を動かす等すると再出血の恐れがありますので、病室のベッド上で寝たままとなります。 手首からカテーテルを入れた場合は検査終了後から動いても構いません。 検査終了後の食事に関しては、通常通り食べていただいて結構です。 ベッド上で寝たままでの食事と排泄になる場合もありますので、ご不便をおかけしますが、ご了承ください。 検査翌日に挿入部位の出血がないことを確認した後に、通常通りの生活に戻っていただきます。

血管造影画像

血管造影画像