リハビリテーション部

リハビリテーション部は、脳神経疾患の患者さんを中心に入院早期から在宅に至るまで一貫したリハビリテーションを提供しています。スタッフの配置は病棟担当制をとっており、急性期、回復期、生活期と病期ごとに組織化され、職種間の隔たりなくチーム一丸となってそれぞれ専門的にアプローチするとともに、最新機器も取り入れながら効果的に各療法を提供し、患者さんの自立支援を行っています。研究活動も盛んに行われており、数多くの学会発表や論文投稿をしています。新入職員には、一年間指導者がつくため、安心して着実に業務を覚えることができます。100名を超えるスタッフが在籍していますが、相談、刺激しあえる仲間ばかりであり、雰囲気はとてもよいです。新たなチカラをお待ちしております。

リハビリテーションの目的

リハビリテーション部

リハビリテーションとは「Re-habilitaition」と表記され、直訳すると全人間的復権という意味を持ちます。
病気になり、障害を抱えても、その人らしく生活を送ることができるように支援していきます。

リハビリテーションの内容

理学療法
当院では、寝る・起きる・立つ・歩くなどの基本的な動作練習を中心に行います。

作業療法
当院では、着替えや食事、排泄など身の回り動作練習を中心に行います。

言語聴覚療法
当院では、食事の飲み込みやコミュニケーションの練習などを行います。

設備

広い部屋と多くのリハビリ器具をとりそろえて、退院後の自宅での生活も想定し、脳神経疾患患者さんに対する専門的な治療を行っています。

院内ストリートビュー（リハビリテーション室）

リハビリテーションの体制

各担当部署に多くの理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を専属で配置しており、充実したリハビリ量が行えるよう体制整備をしています。
また、新人を中心に専属の指導者をつけるなど、教育体制も充実させ、リハビリの質の向上にも力を入れています。

スタッフの配置状況（令和6年4月1日時点　産休・育休者除く）

病期		部署	人員配置※全スタッフ人数119名
急性期		急性期リハビリ課	PT：7名	OT：8名	ST：4名
回復期		回復期リハビリ課(5階)	PT：17名	OT：13名	ST：4名
回復期		回復期リハビリ課(6階)	PT：13名	OT：12名	ST：2名
生活期		神経難病リハビリ課	PT：9名	OT：6名	ST：1名
生活期		外来リハビリ	PT：9名	OT：6名	ST：1名
生活期	病院	訪問リハビリ課	PT：2名	OT：0名	ST：0名
	老健	アルボースリハビリ課	PT：6名	OT：4名	ST：1名
	訪問看護ステーション	グラーチアリハビリ部門	PT：5名	OT：4名	ST：1名